油は大きく分けると3つあります。
1.動物性のあぶらは飽和脂肪酸と言われ常温で固形になるため脂となります。
体内の構成、成分、エネルギーとして使われます。ただ、摂取量が多過ぎると悪玉コレステロールが増加して血流が悪くなったり体脂肪として蓄積されます。
・牛脂(ヘット)
・豚油(ラード)
・バター
2.植物性のあぶらは不飽和脂肪酸と言われ常温で液体になるため油となります。
細胞膜の成分やエネルギーして使われて悪玉コレステロールを減らし血栓を防ぐ働きをしますが体内に留まりにくい。
・菜種油
・ごま油
・コーン油
・米油
この不飽和脂肪酸(植物性)には、多価不飽和脂肪酸と一価不飽和脂肪酸の2種類があります。
多価不飽和脂肪酸は、体内で作れない必須脂肪酸と言われており、オメガ3系・オメガ6系
オメガ3系: αリノレン酸、EPA、DHAなどが含まれます。
オメガ6系: リノール酸
一価不飽和脂肪酸は、オメガ9系
オメガ9系: オレイン酸がありオリーブオイルに含まれていることは有名です。
実際によく使われる油脂を図にしますと下記のようになります。
3.人工的なあぶらトランス脂肪酸(人工油)
・マーガリン
・ショートニング
よくご存じだと思いますが、摂ってはいけない油の代表はトランス脂肪酸(人工油)です!
脳の60%は油から構成されており脳の神経細胞も油から出来ているため現代人が不足しやすいオメガ3が20%以上ないと脳の神経細胞は上手く情報伝達が行えないため機能しなくなりうつ病、認知症の原因になるといわれています。
そのため野菜や魚などのオメガ3を食事から摂取することが大切です。
オメガ3についてもう少し詳しく知りたい方は、『脳の機能を高めるオメガ3』についての投稿をお読み下さい。
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