スーパーや回転寿司などで見かけるネギトロやいくらは本物でしょうか?
実はこれらは偽物の偽装食品です。マグロと言えば寿司のネタの中でも最も高級なネタと言っても過言ではないでしょう。本来のネギトロの作り方は、マグロの中落ちや皮についている脂身やトロの身を包丁で細かくしたものにネギを加えて作られたものです。これらはマグロを一本丸ごと買付しているような店でないと出せないようなネタです。
小さな子供達が大好きなネギトロやいくらがトランス脂肪酸まみれであることをご存じでしょうか?
このネギトロが安いのには理由があります!この人工ネギトロには、潰した赤身に植物性油脂やアミノ酸調味料を添加つくられており主に使われているのは、パンやお菓子を作る時に使用されるトランス脂肪酸の塊ともいえる『ショートニング』です。
これらの人工ネギトロを作るための材料である食品添加物のグルタミン酸ナトリウム、グリシンなどの調味料、PH安定剤、乳化剤の配合されたネギトロ用の『ショートニング』が業務用のスーパーで販売されています。
人工ネギトロは、このネギトロ用の『ショートニング』にミルサーでマグロの赤身を混ぜるだけで人工ネギトロが完成します。これらは、安い寿司屋や居酒屋で使われています。
人工ネギトロは、マグロの赤身の代用品として、マグロを一切使わずにアジなどの骨に付いた身に赤マンボウの小片、調整ラード、『マーガリン』、紅麴色素を入れた完全な偽物の人工ネギトロもあるので注意が必要です。見た目も味もマグロに近いものになっていますが、身体に悪い物の塊です。
これと同様に偽装された人工いくらもあります。見分け方として、本物のいくらは本来卵類でありタンパク質で構成されていますので、熱湯に入れれば卵の白身のように白く濁ります。
このように食品の中には一見本物のように見えますが、本来の食材が使われていない偽物が出回っていることがあるので食品を買う側もある程度の知識が必要になってきます。
美味しくて身体に良い物であればいいのですが、身体に悪いものが少なくないため偽装された食品や食品添加物、トランス脂肪酸が含まれるものについてまた投稿していきますね。
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