
3つの悪い油とは?
①酸化した油=保管・調理・タイミングに気を付けるべき油
②トランス脂肪酸=摂ってはいけない油
③リノール酸=摂りすぎてはいけない油
では、順番に説明していきます。
『①酸化した油とはどんなもの?』
長時間光や空気に接触したものや高温で加熱されたものです!例えば油を使った揚げ物料理や炒め物で作ってから時間が経過したもの。揚げ物やフライなどで一度使った油の再利用などです。
皆さんが利用されているファーストフードやお菓子など心当たりがありませんか?
『②トランス脂肪酸=摂ってはいけない油』
トランス脂肪酸とは、植物油に水素を添加して化学変化させ固形化した人工的な油です。よく知られているトランス脂肪酸としては、サラダ油から作ったマーガリン、ショートニングなどがあります。
トランス脂肪酸は、人間の体内で分解し、代謝することが難しく分解するために大量のビタミンやミネラル、消化酵素を消費して身体に負担を掛けます。
活性酸素を作り老化や病気の元となる。
LDL(悪玉)や中性脂肪を増加させHDLコレステロール(善玉)を減少させる。
市販のマーガリン、ショートニング、(マヨネーズ)の多くは、サラダ油を固形化したものですが、これらのラベルを見ると、、、
・植物性油脂
・食用精製加工油脂
・食用植物油
としか表示されていません。
<トランス脂肪酸が多い食品>
・マーガリン
・ポテトチップス
・フライドポテト
・コーヒーフレッシュ
・アイスクリーム
・食パン・菓子パン
・チョコレート、スナック菓子
・レトルトカレー
・インスタントラーメン
・人口ネギトロ
トランス脂肪酸は、海外で厳しく規制されている人体に有害な脂肪酸です。トランス脂肪酸は動物の肉などにも5%程度含まれていますが、人工的に作られたものとは構造が違い問題となるのは、人工的に作り出されたトランス脂肪酸です。※トランス脂肪酸について別の投稿でより詳細に説明していきます。
『③リノール酸=摂り過ぎてはいけない油』
リノール酸の代表的な油としては、サラダ油があり以下のようなものがあります↓
・ドレッシング
・マヨネーズ
・揚げ物類
・スナック菓子
サラダ油以外にリノール酸が多く含まれる油
・大豆油
・菜種油
・紅花油
・コーン油
・ひまわり油
植物油に多く含まれているリノール酸は、高温により神経毒を発生することも分かっています。
また、サラダ油は高温で精製して作るためヒドロキシノネナールという脳神経細胞を破壊する有毒物質を含んでいて非常に危険です!!
このようなトランス脂肪酸やヒドロキシノネナールが多く含まれるサラダ油は細胞膜の機能を低下させて細胞が大きなダメージを受けるので細胞にとっても非常に有害です!
子供の頃から『正しい食育』を行うことが非常に大切になっています。
現状子供達の給食にトランス脂肪酸が多く含まれる食事が多いことが非常に問題です。
大人達がまず正しい食事に対する知恵を身に着け子供達に自分の健康は自分で守れる知識や環境を整えることが重要です。
また、新鮮な良い油の選び方について説明しますのでお楽しみに!
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