実は危険な牛乳

牛乳には多くの栄養素が含まれており、現在も学校給食のメニューの中でも主要な栄養素の一つとなっています。しかし、牛乳の中に含まれているホエイ(乳清)やカゼインといったタンパク性物質が体内で、ペプシントリプシンなどの消化酵素によって分解される際に『エクソルフィン』という脳のドーパミン(快楽報酬系)の放出を促す物資が発生します。そのため牛乳を飲み続けていると、乳製品依存症のような状態になってしまう場合があります。

飲酒 = アルコール酔い

喫煙 = ニコチンによる精神覚醒、筋弛緩、一酸化炭素の増加に伴う酸欠状態 ⇒ 快楽

牛乳  脳のドーパミン(快楽報酬系)

牛乳を大量に摂取すると、タンパク質が分解される過程で快楽報酬系のメカニズムが働くため禁煙ならぬ禁乳することが困難です。人体に悪影響がないのであれば禁乳する必要がありませんが、近年の畜産農家が乳牛を育てる際に牛が病気にならないように餌に抗生物質を混ぜたり、乳が大量に出るようにホルモン剤を注射していることが問題です。また、牛乳を摂取すると、乳癌卵巣癌などを発症する確率が高くなります。

牛乳を生産するにあたっての乳牛の扱いは、雌牛の100%が人工授精によって誕生し、生後13~16ヵ月になると人工授精が施されます。妊娠から約10ヵ月後に出産し、直後から搾乳を開始します。出産から1~2ヵ月後に再び人工授精を施されます。

つまり、、、

人工授精 ⇒ 妊娠 ⇒ 出産 ⇒ 搾乳 ⇒ 人工授精 ⇒ 妊娠 ⇒ 出産 ⇒ 搾乳 ⇒ 

のループが延々と繰り返されます。また、牛の寿命は12年程度ですが、乳牛のホルスタインは、生後2.5年程度で乳が出にくくなるため5~6年後には廃棄処分されます。

乳の出ない雄牛は、一部の種牛以外は産まれて直ぐに屠殺されます。一部のホルスタインは乳が出なくなった後も食肉用として、飼育されますがホルスタインの肉質は肉用牛に比べると硬いため屠殺後は主に加工品として使用されます。ジャージー種は食肉に適していないためほぼ全頭が屠殺後に廃棄処分されます。

※乳糖不耐症とは、、、牛乳などの乳製品に含まれている乳糖を消化吸収できずに下痢などの症状を引き起こす病気のこと。乳糖を分解するラクターゼといわれる酵素が生まれつき不足していたり、働きが弱い場合に起こります。

乳糖不耐症には、遺伝子が原因とされる先天性乳糖不耐症と感染性腸炎などの病気が原因で後天的に起こるものがあります。

また、日本人は乳製品の摂取を始めたのは近年であるため日本人の3人に2人は乳糖不耐症であると言われています。

冒頭でもお伝えしたように牛乳を摂取することで依存症癌になるリスクを高めること!乳牛にホルモン剤や抗生物質を与えていること!乳糖不耐症の多い日本人が乳製品を摂ることのメリットがデメリットを上回るのか?考え直す機会にして頂ければ幸いです。

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