子供の健康とアイスクリーム

子供達が大好きなアイスクリームですが、おやつとしてアイスクリームを日常的に与えてはいないでしょうか?アイスクリームには、健康上様々な問題があります。

アイスクリームには、実は4種類の名称がついたものがあります。

【アイスクリーム】
 【アイスミルク】
【ラクトアイス】
   【氷菓】

【乳及び乳製品の成分規格等に関する省令】厚生省令第五十二号 (昭和二十六年十二月二十七日)

第二条21 この省令において「アイスクリーム類」とは、乳又はこれらを原料として製造した食品を加工し、又は主要原料としたものを凍結させたものであつて、乳固形分三・〇%以上を含むもの(発酵乳を除く。)をいう。

1)種類別アイスクリーム

2)種類別アイスミルク

3)種類別ラクトアイス

4)種類別氷菓

これは、食品衛生法に基づいて厚生労働省の「乳及び乳製品の成分規格に関する省令」と「食品、添加物の規格基準」によって定義されています。

1) アイスクリーム

1 成分規格

乳固形分 一五・〇%以上

うち乳脂肪分 八・〇%以上

細菌数(標準平板培養法で一g当たり) 一〇〇、〇〇〇以下

ただし、発酵乳又は乳酸菌飲料を原料として使用したものにあつては、乳酸菌又は酵母以外の細菌の数が一〇〇、〇〇〇以下とする。

大腸菌群 陰性

2 製造の方法の基準

a アイスクリームの原水は、食品、添加物等の規格基準に定める食品製造用水(以下「食品製造用水」という。)であること。

b アイスクリームの原料(発酵乳及び乳酸菌飲料を除く。)は、摂氏六十八度で三十分間加熱殺菌するか、又はこれと同等以上の殺菌効果を有する方法で殺菌すること。

c 氷結管からアイスクリームを抜きとる場合に、その外部を温めるため使用する水は、流水(食品製造用水に限る。)であること。

d アイスクリームを容器包装に分注する場合は分注機械を用い、打栓する場合は打栓機械を用いること。

e アイスクリームの融解水は、これをアイスクリームの原料としないこと。ただし、bによる加熱殺菌をしたものは、この限りでない。

2) アイスミルク

1 成分規格

乳固形分 一〇・〇%以上

うち乳脂肪分 三・〇%以上

細菌数(標準平板培養法で一g当たり) 五〇、〇〇〇以下

ただし、発酵乳又は乳酸菌飲料を原料として使用したものにあつては、乳酸菌又は酵母以外の細菌の数が五〇、〇〇〇以下とする。

大腸菌群 陰性

2 製造の方法の基準

アイスクリームの例によること。

3) ラクトアイス

1 成分規格

乳固形分 三・〇%以上

細菌数(標準平板培養法で一g当たり) 五〇、〇〇〇以下

ただし、発酵乳又は乳酸菌飲料を原料として使用したものにあつては、乳酸菌又は酵母以外の細菌の数が五〇、〇〇〇以下とする。

大腸菌群 陰性

【食品別の規格基準(氷菓)】 食品別の規格基準(大阪検疫所食品監視課)

2 製造の方法の基準

アイスクリームの例によること。

水、牛乳等の液体食品又はこれらの混合物に小豆、澱粉、果汁、果実、砂糖、蜜等の食品又は着色料、香料等の添加物を混和し、固形態に凍結させたもので、乳固形分3.0%未満のものをいいます。
・気泡を含めないで凍結させたもの(代表例:アイスキャンディ)
・気泡を含めて凍結させたもの(代表例:アイスシャーベット)

乳固形分乳脂肪分によって区分が分かれています。長々と原文を載せていますが、表にすると以下の形になります。

区分種類別名称乳固形分うち乳脂肪分
アイスクリーム15%以上8%以上
アイスミルク10%以上3%以上
ラクトアイス3%以上
一般食品氷菓3%未満

上記のような区分に分類されていますが、下記の食品表示の原材料に注目して見ていきましょう!

少し見えにくいので個別に見ていきましょう。

今までも色んな投稿で書かせて頂きましたが、

脂質(トランス脂肪酸)

糖質

食品添加物(レシチン)

でどのような物が使われているのか?それは身体に有害であるか?いう目で見ていくことが大切です。

ここで問題となってくるのは、植物油脂などのトランス脂肪酸です!特にラクトアイスにはほとんど動物性の乳脂肪分がほとんど入っておらず身体に有害な植物性脂肪分が他のものに比べて多く入っています。アイスミルクには、乳脂肪分が3%程度含まれているとはいっても植物性脂肪分も入っているので避けた方がよいですね。

糖質という観点からみても砂糖をはじめ様々なものが含まれています。加糖練乳、果糖ブドウ糖液糖、ぶどう糖果糖液糖、異性化液糖、ブドウ糖、デキストリンなど。

糖質を摂取し過ぎることで、

血糖値が乱高下し、うつ病になりやすい。

快楽報酬系に作用するため依存しやすい。

炎症を強める。

などのことが起こりやすいので糖質は砂糖や甘味料よりも穀類などで摂取した方がゆっくりと消化・吸収されるので血糖値もゆるやかに変動します。

糖質について詳しく知りたい方は、『精製された砂糖が炎症を強める?』の記事を読んで下さい。

アイスクリームは原材料が牛乳で安全な食品と思われているかもしれませんが、市販の『ラクトアイス』には、有害なコレステロールの原因となるトランス脂肪酸乳化剤という洗剤に使われている界面活性剤という同質の成分が含まれています。

※アイスクリームと表記されているものであっても安価な物には、『乳化剤』が含まれています。

また、『実は危険な牛乳』の投稿にも書きましたが、牛乳や乳製品自体にもホルモン剤や抗生剤入りの飼料などの問題を抱えています。

体内に蓄積されやすいトランス脂肪酸を日常的に摂取していると、アルデヒド(-CHO)という神経に障害を与える化合物となり神経鞘という神経を包んでいる膜(鞘)に穴が空いて、電流がリークする結果として、将来的にてんかんや起立性障害、脳脊髄液減少症、パーキンソン病、認知症といった症状を引き起こします。

ハーゲンダッツのアイスクリームには、乳化剤としてレシチンが使われています。レシチンは、卵黄や大豆などに含まれる天然の成分で、油と水のような異なる性質のものを混ぜ合わせる乳化作用があります。

※2024年6月現在、ハーゲンダッツの公式サイトで販売されている全てアイスクリームレシチンが使われています。

ハーゲンダッツのアイスクリームでは、レシチンを使用することで、以下の効果が得られています。

  • 滑らかで口当たりの良いアイスクリームにする
  • アイスクリームの組織を安定させる
  • 脂肪の凝集を防ぎ、なめらかな口当たりを維持する
  • 乳脂肪分の風味を引き出す

レシチンに使用される大豆が遺伝子組み換えである理由

  • 生産量の増加: 遺伝子組み換え大豆は、従来の大豆よりも病害虫や除草剤に強いため、生産量を増やすことができます。
  • コストの削減: 遺伝子組み換え大豆は、栽培や収穫にかかるコストが従来の大豆よりも低くなります。
  • 安定供給: 遺伝子組み換え大豆は、天候や病害虫の影響を受けにくいため、安定的に供給することができます。

要は全てお金儲けのためとも言えます。人体への影響を考えて健康に気を使った商品を開発して欲しいものです。

遺伝子組み換え大豆の安全性

遺伝子組み換え大豆は、食品添加物として厚生労働省に認可されており、通常の使用量であれば健康被害のリスクは低いと考えられています。しかし、遺伝子組み換え食品に対する安全性への懸念は根強く、一部の人々は遺伝子組み換え大豆を避けています。

ハーゲンダッツのレシチンと遺伝子組み換え大豆に関する情報

必ずしもそうではありません。「乳化剤」という表記は、レシチン以外にも様々な乳化剤が使われていることを意味します。レシチンは乳化剤の中でも最も一般的ですが、他にも以下のような乳化剤が使われています。

www.mipro.or.jp/Document/hti0re0000000vi2-att/p_en0123.pdf

  • グリセリン脂肪酸エステル: 水と油を混ぜ合わせる乳化作用に加え、保湿効果や消泡効果もあります。
  • ソルビタン脂肪酸エステル: 水と油を混ぜ合わせる乳化作用に加え、分散性や安定性を高める効果もあります。
  • スクロース脂肪酸エステル: 水と油を混ぜ合わせる乳化作用に加え、甘味やコクを出す効果もあります。
  • プロピレングリコール脂肪酸エステル: 水と油を混ぜ合わせる乳化作用に加え、抗菌作用や防カビ作用もあります。

具体的な製品に使用されている乳化剤の種類を知りたい場合は、製品の裏面の原材料表示確認する必要があります。原材料表示には、使用されている原材料が重量割合の多い順に記載されています。

レシチンが使用されているかどうかを確認するポイント

  • レシチンという名称が記載されているかどうか
  • 大豆レシチン卵黄レシチンなどの名称が記載されているかどうか
  • リン脂質という名称が記載されているかどうか (レシチンはリン脂質の一種)

乳化剤の種類と効果に関する詳細は、以下のサイトを参照してください。

レシチンの安全性について、ご懸念をお持ちとのことですね。確かに、レシチンには遺伝子組み換え大豆が使われていることが多く、その安全性への疑問は根強いです。

レシチンと遺伝子組み換え大豆の関係

レシチンの原料となる大豆の多くは、近年、生産量増加やコスト削減などの理由から、遺伝子組み換え技術で作られています。しかし、遺伝子組み換え食品の安全性への懸念から、レシチンを避ける消費者も少なくありません。

遺伝子組み換え大豆の安全性

遺伝子組み換え大豆は、食品添加物として厚生労働省に認可されており、通常の使用量であれば健康被害のリスクは低いと考えられています。しかし、長期的な影響や、遺伝子組み換え技術自体への倫理的な問題など、安全性に関する議論は依然として続いています。

レシチンと遺伝子組み換え大豆に関する懸念

レシチン遺伝子組み換え大豆に関する主な懸念は以下の通りです。

  • 未知の健康リスク: 遺伝子組み換え食品の長期的な健康への影響は、まだ十分にわかっていません。
  • アレルギー: 遺伝子組み換え大豆は、従来の大豆とは異なるタンパク質を含むため、アレルギー反応を引き起こす可能性があります。
  • 環境への影響: 遺伝子組み換え作物の栽培には、除草剤の使用量が増加するなどの環境への影響が懸念されています。
  • 倫理的な問題: 遺伝子組み換え技術自体に、生物多様性の喪失や企業による食糧支配などの倫理的な問題が指摘されています。

レシチンを避ける方法

レシチンが気になる場合は、以下の方法で避けることができます。

  • 遺伝子組み換え大豆不使用と表示されている食品を選ぶ: 近年、遺伝子組み換え大豆不使用と表示されている食品が増えています。
  • 有機栽培の食品を選ぶ: 有機栽培の食品は、遺伝子組み換え作物を使用することが禁止されています。
  • レシチンが使われていない食品を選ぶ: レシチンが使われていない食品も販売されています。ただし、レシチンの代わりに他の乳化剤が使われている可能性があることに注意が必要です。

レシチンの安全性に関する情報

まとめ

本記事では、アイスクリームの種類や成分について詳述し、特にラクトアイスやアイスミルクに含まれる植物性脂肪や糖質が健康に与える影響について解説しました。アイスクリームを好む子供たちは、これらの成分が健康リスクを引き起こす可能性が高く、特に注意が必要です。親としては、子供たちに与えるアイスクリームの選択に慎重になり、健康的な選択を心がけることが重要です。日常的な食品の成分を確認し、適切な判断をすることが求められます。

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